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国際
【韓国大統領選】儒教社会で女性大統領 韓国社会の変化、「家族の威光」も
韓国大統領選で与党セヌリ党の朴槿恵氏(60)が第18代大統領に選出された。アジア全体では近年、タイのインラック首相やミャンマー最大野党を率いるアウン・サン・スー・チー氏ら多くの女性政治指導者が活躍しているが、韓国は「(家父長制など)男性優越主義が残っている儒教文化圏」(20日の韓国紙・中央日報電子版)でもあるだけに朴氏当選は感慨をもって伝えられた。
中央日報はまた、「この地域での女性大統領登場はさらに歴史的な意味がある。地域の政治・社会の雰囲気に影響を及ぼすだろう」と自賛したほどだ。
朴氏の当選には韓国社会の変化が大きく作用している。韓国では1990年代以降の民主化に伴って女性の権利拡張が進み、男女平等意識が浸透してきた。95年には女性の社会進出を促す女性発展基本法が制定され、2004年には国会の比例代表で女性枠を定めたクオータ制が導入された。
日本を上回る少子化に悩まされていることもあり、「男女の別などいっていられない」(関係者)事情もあるという。
一方、朴氏に限らずアジアの女性リーダーには「家族の威光」を背景にしているケースが多い。
神戸学院大学の中村宏教授は「アジアでは父、もしくは夫を継ぐ存在、つまり政治的家系の一員として政治の場に出てくることが多い。サッチャー英元首相のように個人として政治に参戦する西欧とは違う」と指摘する。
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