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金総書記「サッカー観戦」報道の意図は? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:金正日総書記
重病説が出ていた北朝鮮の金正日総書記(66)の動静が、同国メディアにより51日ぶりに明らかにされた。金総書記がサッカー競技を観戦したという報道だが、北朝鮮としてはこれによって、海外各国が注目する最高指導者の健康不安説を払拭(ふつしよく)する狙いがある。しかし、観戦の日時や場所が不明で、金総書記の写真や映像も報じられず、報道内容が事実かどうかも定かでない。健康状態をはじめとする金総書記の現況は依然、不鮮明だ。(名村隆寛)
■健在アピール
金総書記の動静は国営の朝鮮中央通信が4日、伝えた。金日成総合大学の創立62周年を記念し、金総書記が同大学と平壌鉄道大学のサッカーの試合を観戦したという内容だ。
観戦した金総書記は「革命的で戦闘的なわが大学生たちが祖国、人民のための科学探究に知恵と情熱をささげただけでなく、芸術や体育の活動も立派にやっている」と述べた。李在一・労働党中央委員会第1副部長ら幹部もともに観戦したという。
ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮メディアは5日も、朝鮮中央放送が午前6時の定時ニュースで、朝鮮中央テレビが午前9時13分の臨時ニュースで、同日付の労働新聞など主要4紙も1面で金総書記のサッカー観戦を報じ、内外に“金正日健在”を伝えた。
ただ、いずれも金総書記の観戦日時や場所が不明な点を含め、過去の動静報道の形式とは変わりない。

