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【週刊韓(カラ)から】北朝鮮に近い完全武装の島 (1/2ページ)
北朝鮮と目の鼻の先に位置する韓国最北端の島、白●(=領の頁を羽の旧字体に)(ペンニョン)島は自然豊かな観光地。だが、韓国海兵隊が駐屯し、南北が軍事的に対峙(たいじ)する海上の最前線でもある。北朝鮮が崩壊するなどの有事になれば、島に北朝鮮から難民が押し寄せることも予想される。北緯38度線上に設定された南北を分断する休戦ライン上にほぼ位置するペンニョン島をルポした。(ペンニョン島 水沼啓子、写真も)
ペンニョン島は韓国北西部に位置し、ソウル市近郊の仁川港から173キロ、高速フェリーで3時間半ほどの黄海上にある。最も近いところで対岸の北朝鮮から17キロしか離れていないことから、北に非常に近い島として知られる。面積は約46平方キロで、東京ドームの100倍ほどの広さだ。
北朝鮮とペンニョン島との間の海域には、韓国側が設定した海上の南北軍事境界線である「北方限界線(NLL)」が走っている。北朝鮮側はこのNLLを認めておらず、1999年に独自のラインをペンニョン島の南方に設定した。南北の主張が食い違うことから、島の近海ではよく南北が軍事衝突することでも有名だ。
最近では、2002年に起きた軍事衝突事件が記憶に新しい。ペンニョン島北方沖の黄海上で、侵犯してきた北朝鮮軍の艦艇阻止のため銃撃戦となり韓国軍兵士6人が死亡、19人が負傷している。
黄海上の防衛の要となっていることから、島には韓国海兵隊第6旅団(韓国の旅団規模は3500〜4000人)が駐屯する。島民は約4300人なので、ほぼ島民と同じ数の海兵隊員が駐留していることになる。島内で迷彩服の隊員をよく見かけるのもそのせいだ。
島の至るところに軍事施設や見張り所があり、360度見渡す限り監視の目をめぐらしている完全武装の島という感じだ。山頂にある海兵隊の施設からは、島を取り囲む海上や対岸の北朝鮮が手に取るように見える。












