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ヒル米次官補、訪朝日程終了 核検証問題で日韓に説明
このニュースのトピックス:北朝鮮核問題
【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の核開発をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は3日午後、北朝鮮側との協議を終えて韓国入りした。ヒル次官補はソウルで韓国首席代表の金塾外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長と会談後、北朝鮮側と「実質的な協議をした」と記者団に語ったが、具体的な内容については言及を避けた。協議の詳細には、ライス国務長官らに報告後、明らかになる見通しだ。
ヒル次官補は、訪韓した日本首席代表、斎木昭隆外務省アジア大洋州局長にも訪朝結果を説明。会談後、斎木局長は「個人的な印象として、決裂したわけではないと思う」と述べ、合意に至らなかったことを示唆した。斎木局長はまた、今回の米朝協議でヒル次官補が拉致問題を含む日朝関係について、北朝鮮側の対応を促したことを明らかにした。
北朝鮮による核計画申告の検証方法をめぐって、米国は申告されていない核施設への立ち入りなどを要求。さらに、米国はテロ支援国家指定解除には北朝鮮側が検証方法でまず合意することを求めている。北朝鮮側はこれに反発し、寧辺の核施設を再稼働させる動きを本格化させた。
ヒル次官補は今回の訪朝で、北朝鮮が6カ国協議の議長国、中国に検証計画を提出すれば、暫定的に指定解除を行うという新たな案を提案したとみられる。4日、北京入りして中国の武大偉外務次官と会談し、5日にワシントンに戻る予定。ヒル次官補は平壌滞在を当初の予定よりも1日延長していた。

