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南北軍事協議成果無し 非難の応酬
このニュースのトピックス:金正日総書記
【ソウル=水沼啓子】韓国と北朝鮮は2日、板門店で実務レベルの軍事協議を行った。今年2月に韓国の李明博政権発足後、6カ国協議関連を除く、南北当局間の初の公式対話となったが、非難の応酬に終始、具体的な成果がないまま1時間半ほどで終わった。
韓国国防省によると、北朝鮮側は、韓国の民間団体が北朝鮮国内で金正日総書記を批判するビラをまいている問題を詳細に取り上げ、「南北間の合意違反」と主張。ビラまきが続く場合、開城工業団地や開城観光が「悪い結果となる」と事業中断の可能性を示唆。韓国人の軍事境界線通過や開城・金剛山への滞在ができなくなると警告した。
一方、韓国側は、北朝鮮が「李明博大統領を不適切な表現で誹謗(ひぼう)し続けている」と指摘し、即時中止を求めた。また、7月に金剛山で起きた韓国人観光客射殺事件の真相究明と再発防止を改めて求めたが、北朝鮮側は南側の責任という従来の立場を繰り返した。