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建国60周年で大々的に 韓国の8・15 (1/2ページ)
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【ソウル=黒田勝弘】韓国は15日、日本支配からの解放(1945年)を記念する「光復63周年」を迎えるが、今年は1948年の「大韓民国政府樹立」から60周年にあたるため、「建国60周年」の意義を強調する記念行事が多く予定されている。政府式典の大統領演説では「建国60年は成功の歴史だった」として韓国の現代史の成果をたたえる内容になりそうだ。
韓国では45年以降の現代史の評価をめぐって昔から左右の対立が続いてきた。とくに初代大統領の李承晩時代(48〜60年)については、米国の支持で誕生した反共政権で左派など反政府・野党勢力に対する弾圧で知られたことから、左派を中心に否定的な見方が強かった。
また李承晩政権は、日本統治時代の人材や制度を活用しながら新しい国造りを進めたため、左派から「民族的に正統性に欠ける」などと非難が続いた。
その後の朴正煕時代(61〜79年)に対しても、左派は軍事政権であることや政治的自由の制限など否定面だけを強調し、保守派や右派との間で論争が続いてきた。とりわけ金大中、盧武鉉政権は左派・革新系主導だったため“過去否定”が目立った。
10年ぶりに保守派が政権を奪還した李明博政権にとって今年は初の8・15だ。そこで今回は「建国60周年」に焦点をあて、現代史を左派的な過去否定ではなく明るく肯定的な面を強調することになった。
李承晩時代は「北朝鮮の侵略戦争に対し自由民主主義の国を守った」としてその功績をたたえ、朴正煕時代についても経済建設で北朝鮮との国力を逆転させ、現在の繁栄の基礎を築いたことなどプラス面を強調する動きが活発だ。

