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韓国KBS社長を解任へ 李明博大統領に野党の反発も
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【ソウル=水沼啓子】韓国の李明博大統領は11日午前、国営KBS(韓国放送公社)の理事会が提案した鄭淵珠KBS社長の解任案に署名した。青瓦台(大統領官邸)の報道官が同日明らかにした。
李大統領は署名しながら、「KBSも生まれ変わらなければいけない」と語ったという。同報道官は「今回のことを契機にKBSが心機一転して、放漫経営を解消し、公共性を回復して国民のための放送として生まれ変わることを期待する」と話した。
KBS社長は理事会の推薦で大統領が任命することになっている。理事会は13日、会議を開き、後任の社長人事を本格的に議論する方針だ。
KBS社長人事は、典型的な政権人事で、鄭氏も、左翼・革新系の盧武鉉前政権時代に、左翼系紙「ハンギョレ」の論説主幹からKBS社長に抜擢(ばってき)された。新聞社時代に反米・親北路線で知られた鄭社長の下、KBSはこれまで左翼主導で反政府報道の先頭に立ってきた。
KBS社長の解任に関する規定はないため、大統領に解任の権限が法的にあるかどうかをめぐり、民主党などの野党の強い反発が予想される。