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新たな核の脅威に揺れる国際社会 北朝鮮、イラン…
このニュースのトピックス:北朝鮮核問題
【ソウル=水沼啓子】広島市の平和記念公園で6日、行われた平和祈念式典で、核兵器廃絶の実現へ向けた誓いが改めて打ち立てられた。世界はいま、北朝鮮やイランなどの新たな核の脅威に揺れている。
北朝鮮は旧ソ連の支援で1950年代後半から核開発を進め、86年には独自に開発した実験用黒鉛減速炉(5000キロワット)を稼働させるなど本格化させた。2003年10月に保管中だった使用済み核燃料棒約8000本の再処理を終えたと表明。05年5月にも同炉から新たな使用済み核燃料棒の取り出し完了を発表した。
米情報機関は、最大50キロのプルトニウムを製造した可能性があると分析。これは核兵器6〜12個分に相当する。北朝鮮は06年10月9日、地下核実験を実施。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の合意に基づき、今年6月、北は核計画を申告。その検証措置については同意しておらず、今月11日までに北が受け入れない場合、米政府はテロ支援国家指定解除の発効手続きを延期する方針。
一方、国際原子力機関(IAEA)の外交筋によると、核開発を進めているイランは遠心分離器を約4000基設置、ウラン濃縮用として実際に稼働しているのは約3500基。国連はイランに対して銀行の資産凍結などの制裁を決議。米国や欧州連合(EU)も、イランがウランの濃縮活動を停止しなければ、制裁を強化する方針だ。