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【グローバルインタビュー】「旧東側諸国はNATOで結束を」グルジアのシェワルナゼ前大統領 (1/3ページ)

2008.8.24 13:24
このニュースのトピックスグローバルインタビュー
グルジアの首都トビリシの自宅で産経新聞と会見したグルジアのシェワルナゼ前大統領=2006年11月2日(内藤泰朗撮影)グルジアの首都トビリシの自宅で産経新聞と会見したグルジアのシェワルナゼ前大統領=2006年11月2日(内藤泰朗撮影)

 旧ソ連のゴルバチョフ政権下で外相として新思考外交を進め、東西冷戦を終結させた立役者の1人、グルジアのエドアルド・シェワルナゼ前大統領(80)が国際電話で産経新聞の取材に応じた。シェワルナゼ氏は「旧東側諸国は、グルジアと同じようにロシアの軍事侵攻を受ける恐れがある。安全保障のため、北大西洋条約機構(NATO)の下、結束を固める必要がある」と述べ、ロシアの軍事的脅威に備える必要性を強調した。

 ――今回、グルジア紛争が起きた原因をどうみるか

 「南オセチア自治州でロシアより先に一か八かの軍事行動を起こしたグルジアのサーカシビリ大統領の誤りだ。この紛争は起こすべきではなかった」

 ――その前にロシアの挑発行為はなかったのか

 「南オセチア自治州やロシア側にグルジアに対する挑発行為はなかった。われわれのミスだ。グルジア側が南オセチア自治州に侵攻するという最初の間違いを犯した。しかし、それに対してロシアは情け容赦なく、かなり攻撃的に応じた。ロシアに主権国家であるグルジアを侵攻する権利はない」

 ――ロシアはなぜ、軍事侵攻を決断したのか

 「ロシアは侵略の理由について南オセチア自治州内の少数民族の保護を挙げているが、単なる口実に過ぎない。というのもロシアは国内に多くの少数民族問題を抱えているが、彼らを保護していないからだ。グルジアに対するロシアの侵略は3世紀にわたって続いた。ロシアにとって問題なのは、旧ソ連の崩壊でグルジアの西欧化が進み、グルジアに対する影響力を失ったことだ。ロシアはグルジアに対する帝国主義支配の復活を望んだ」

 ――ロシアは旧ソ連時代の政治に戻ろうとしているのか

 「旧ソ連時代よりさらに悪くなっている。ロシアは即座に主権国家のグルジアから軍隊を撤退するべきだ。旧ソ連時代の憲法下では、各共和国は平等だった。しかし、今や事情は異なる。ロシアは一方的に侵略を決めたのだ」

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グルジアの首都トビリシの自宅で産経新聞と会見したグルジアのシェワルナゼ前大統領=2006年11月2日(内藤泰朗撮影)
グルジアの首都トビリシの大統領官邸で記者団に辞任を表明したシェワルナゼ氏=2003年11月23日(AP)
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