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「日本で最も有望な社長は島耕作」 英誌エコノミストが分析

2008.8.15 09:14
このニュースのトピックス欧州
英誌エコノミストで取り上げられた社長島耕作英誌エコノミストで取り上げられた社長島耕作

 【ロンドン=木村正人】日本経済の分析で定評がある英誌エコノミスト(8月9〜15日号)が日本で最も有名で有望な社長を取り上げた。その名は「社長島耕作」−。漫画家、弘兼憲史さんの人気シリーズで今年5月、60歳で社長に就任した主人公の島は、旧態依然とした日本的体質から抜け出すための理想的な経営者モデルとして取り上げられている。

 同誌は、ダークスーツに身を包んだ島社長の漫画を添えて「この男を見習え」と題した巻頭論文を掲載。ビジネス欄でも社長就任の第一声で「グローバルに考えろ」と社員に呼びかけた島社長の言動を詳細に分析し、日本企業の実態と比較する念の入れようだ。

 その中で「能あるタカはつめを隠す」という日本のことわざを例に取り、日本社会の特徴として謙虚さ、忠誠心、総意などを列挙。トヨタやキヤノンなど世界企業を除くと、日本の経営者は何をしたいのかわかりにくく、大半の企業は年功序列にしばられ、「根回し」などの文化が経済停滞の原因になっていると指摘する。

 団塊の世代の島は大手電器メーカーに勤めるサラリーマン。1980年代前半にコミック誌に登場し、バブル経済の崩壊、中国の台頭などの荒波を、失敗を恐れない行動力で乗り越え、課長、部長、取締役、社長と異例の出世を遂げた。

 社内政治を軽蔑(けいべつ)し、年功よりも実力を重視する、日本では異質の改革派、島社長について、同誌は「日本の指導者が島社長のような人材を欲しているのなら、漫画の島社長が現実になるのを妨げている障害について考えてみる必要がある」と呼びかけている。

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英誌エコノミストで取り上げられた社長島耕作

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