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【記者ブログ】中国が世界同時不況に貢献する方法 福島香織 (1/5ページ)

2008.11.13 02:19
このニュースのトピックス四川大地震

■もう北京特派員ではないが、やはり、中国のことは気になる。特に中国経済がどうなるか。あらゆる矛盾がぎりぎりまで膨張している中国では、高度経済成長が持続しているという点が最後の砦、これがくずれると、マグマのようにいろんな問題が表に吹き出す可能性がある。現に、中小企業が万単位でばたばた倒産している広東省珠海デルタの深センでは暴動、労働争議がぼこぼこおきている。農村の暴動はともかく、都市部でも社会不安が顕在化しているということは、かなり危うい。

■で、中国はこの世界的な金融危機をうまく乗り越え国内経済の持続的成長を維持できるのか。ということが、今後の中国政治社会の安定においても、グローバルな金融秩序の再建においても、かなり重要なポイントだろう。というわけで、きょうは、ひさびさに、今の中国がこの世界金融危機の中、どういう経済政策を打ってでているか、それがどんな効果があるかを考えたい。中国ってば、私が北京を離れてからいきなり、利下げを始めて、金融引き締めから大転換しているのだ。ちょっと目を離したスキにこれだもんなあ。

■以下、長いから注意して。自分の頭の中の整理をかねた翻訳メモが多い。ちなみに、長くて読んでられんと思う方は、赤字を拾えばダイジェストで言いたいことが分かるようにしました

■金融サミット(G20)、

中国、IMFに外貨準備拠出はちょっと嫌

だって途上国だもん

でも内需拡大で皆様のお役に立つわ

←立てるのか?

■さて既報だが、中国国務院がこのほど、1200億元相当の企業向け減税を柱とした内需拡大策10項目を打ち出し2010年までに4兆元(57兆円)を投入するという緊急経済対策を打ち出した。これ、誤解されている部分もあるが、4兆元まるまるの財政出動、ということではない。要するに総額投資規模が4兆元。現地のアナリストに聞いてみると、プロジェクトの中にはすでに予算が組まれているものもあって、新規のものは4〜6割程度ではないかとみられている。それでも2兆元前後だからでかいことはでかい。ちなみに中国のGDP規模は25兆元くらい。今年はもっと増えてドイツを抜くそうだ。

■この内需拡大策の詳細をのべると、

(1)安心して暮らせる住居建設プロジェクトの加速

廉価賃貸住宅建設に力をいれ、入居者区改造、遊牧民定住プロジェクトの実施、農村の老朽化住宅の改造テストエリアを拡大する。(農地請負権の市場化も解禁になった、都市近郊の農村からばんばん住宅をたて売りまくれ)

(2)農村のインフラ建設加速。農村の湖沼、飲料水安全プロジェクト、農村道路建設、農村電力網、南水北調プロジェクトなど重大水利工程建設の加速および、大型灌漑区節水改造の加速。貧困扶助開発の加速(生活インフラ建設、道路建設は手っ取り早い雇用創設)

(3)鉄道、道路、飛行場などの重大基礎建設の加速。旅客専用線、石炭運輸道路および西部幹線鉄道、高速道路網の感性、中西部の幹線飛行機場、支線飛行機場建設。都市電力網改造。

(飛行機場ばんばん造る。飛行機とばなくても、とりあえず造る)

(4)医療衛生加速、文化教育事業発展。基礎医療衛生サービスメカニズム建設の強化、中西部農村の中学校後者改造、中西部地区特殊教育学校、郷鎮総合文化ステーション建設。

(医療・文化・教育建設の整備にもお金かけるぜ)

(5)生態環境建設強化、都市、小都市の汚水、ゴミ処理施設建設、重点流域の汚染防止、防護林および天然森林資源の保護プロジェクト、省エネ、減排気プロジェクト建設。

(省エネ、エコ建設も大きな市場だ)

(6)自主創新と産業構造調整。ハイテク技術産業建設と産業技術進歩、サービス業の発展。(核心技術で競争力つけよう、これはちょっと無謀?)

(7)大地震被災地再建プロジェクト。

(余裕のある省直轄市に金ださせて四川大地震被災地再建)

(8)住民収入向上。穀物の最低買い上げ価格の引き上げ、農業資本総合補助、苗種、農機具などへの補助規準の引き上げによる農民収入増。社会保障対象者の水準の引き上げ、都市農村の低所得者への補助増加、退職者への基本養老金水準と生活保護基準の引き上げ。

(社会保障インフラの整備もね) 

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