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【記者ブログ】五輪開会式は見られなかったけれど雰囲気は味わった。 福島香織 (1/2ページ)
■五輪開幕式を会場で見たいとおもったけれど、チケットもなければパスもない。なので、中国人といっしょに、できるだけ近くにいってかすかな音楽とか花火とか、レーザーの光で輝く鳥の巣の上の曇天とかを1キロ以上はなれたところから、眺めてきました。
テレビの開幕式はあとでみられるけど、この雰囲気は一回きりよ、とみんな言っていましたが、確かにそのとおり。しかしすぐに、警官に追い立てられて、帰ってきました。
花火は興奮するね。汗だくの体をくっつけるように夢中になって、開幕式の花火をとる中国人たち。私の周辺のほとんどが、地方からの人でした。北京人は、おとなしく家でテレビを見ている人が多いようだ。
中国加油はちまきに、五星紅旗の顔シールが、五輪定番ファッション。花火があがるたびに「加油中国」コールを絶唱。
知る人ぞ知る五輪応援おじさん。ほんとうにどこでも沸いてでてくる人。
河北省出身の夫婦。私のみたところ、五輪は地方の人の方が盛り上がっている。
「チケットは一枚も買っていない。でも、この雰囲気が味わえるだけで楽しいわ」と妻26歳。北京の工場に務めているそうだ。
安徽省から一家そろって五輪を見物に上京。でも、やはりチケットは1枚も買っていない。「高いから」。チケットを買わずに五輪を見に地方から、車いすのってくるって、けっこうすごい。五輪は中国人にとってそれほど魅力あるイベントなのだろうか。
■93年生まれの少女、劉思奥さん15歳にもあった。五輪(奥運)を思う、という名前のとおり、93年は北京(中国)が最初の五輪招致に失敗した年。お父さん40歳は、絶対、五輪が中国に来てほしいという願いをこめて娘にこの名前をつけたとか。「五輪は中国5000年の盛会です」と涙をながさんばかりの感激ぶりだった。娘も「五輪がみれてうれしい!!」と大はしゃぎ。この親子はさすがに、体操とテコンドーのチケットを買っていた。