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【記者ブログ】被災地から(1) 福島香織 (1/3ページ)
■更新していないブログ、毎日お運びいただきありがとうございます。きょうは、日本の医療チームの張り番だったので比較的時間に余裕がありました。今後、時間のあるときは、被災地で出会った人々や、所感をつれづれつづっていきたいと思います。
■さて、日本医療チームは20日夜に成都入りしましたが、初日21日、医療活動をはじめることが出来ませんでした。これは夕刊にも書いていますが、四川省としては病院の医師を手伝ってほしい、日本側は被災現場で「野戦病院式」の緊急医療を行うつもりできた、ということで双方の要望、設備・準備などがかみ合っていなかったわけです。
北京時間午後7時、明日の活動予定もきまっていない状況。
■意地悪な言い方で申し訳ないですが、日本の善意、からぶりです。日本の国際緊急援助隊って経験も実績もあると思っていたんですけど、どうも、要領わるい気がするのは私だけでしょうか。あるいは、この緊急援助隊派遣自体が、外交パフォーマンスの側面が強いため、現地のニーズを吸い上げる努力が、日本側、仲介している中国外務省ともにたりない、ということでしょうか。
■ちなみに、民間の国際医療ボランティア組織・AMDA(岡山)の活動とくらべると、けっこう対象的だな、と思いました。私、関西人なので、AMDAは以前にも取材しており、彼らの活動にはもともと好感をもっています。AMDAは台湾支部が15日に、現地の医療関係者とのコネを使って被災地入り、中国人医師と協力して被災地巡回医療を展開。それを追うかたちで本部も17日にはスリランカ系オーストラリア人のコーディネーターを派遣。医療活動を行うのは、言葉のわかるAMDAの台湾人医師プラス、上海から参加した中国人医師。17、18日と綿陽市安県の被災現場で医療活動を展開し、19日からは成都華西病院に拠点を移して病院医療を支援しています。