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ネパール、過激派の毛派が初めて首相に
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【バンコク=菅沢崇】連邦共和制を導入したネパール制憲議会は15日、議員投票によって暫定政府の新首相を選出する。すでに前日の政党間交渉の結果、第1党のネパール共産党毛沢東主義派のプスマ・カマル・ダハル(通称プラチャンダ)書記長の当選が有力視されている。過激派である毛派が同国政治の主導権を握るのは初めてとなる。
投票は毛派の同書記長と第2党のネパール会議派幹部のデウバ元首相の決選投票となった。
同国は、今年4月の制憲議会選挙後、大統領ポストを新設したが、象徴的な意味合いを強くし、政治的実権は首相が握る。新政府の人選をめぐり各政党は対立し紛糾していたが、14日、ネパール会議派を除く毛派と第3党の統一共産党、第4党のマデシ人民の権利フォーラムが閣僚配分で合意していた。
毛派は1996年から約10年間にわたり、反政府武装闘争を続けたが、今年4月の議会選挙では予想を大きく上回り第1党に躍進し、選挙後の各政党間交渉でもリーダーシップを取った。だが、ネパール会議派とは折り合いがつかず、今後の施策次第では、各政党の反発を買い、各党が再び対立し、政権が不安定化する可能性もある。