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密かに受け継がれる民主化への熱き思い ミャンマーでの学生デモ発生から20周年 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:アジア・オセアニア
【バンコク=菅沢崇】ミャンマーは8日、1988年の大学生らによる民主化学生デモ発生から20周年を迎える。依然として軍政下にある同国では、国内全域のゼネストにつながった当時の学生蜂起の記憶がいまも密かに人々の間で語り継がれている。民主化運動の旗手、アウン・サン・スー・チーさんがなお軟禁される中で、亡命ミャンマー人らはこの「記念日」に世界各国でのデモや集会を行う予定で、真の民主化へのアピールを続ける。
88年8月8日の大規模デモに参加した野党国民民主連盟(NLD)の元幹部、モー・ミャ・テゥさん(40)は学生蜂起20年の記念日をミャンマーとの国境に近い田舎町で迎える。当時ラングーン大2年生。「午前8時8分に友人らとビラを巻く計画だったが、自宅近くは治安部隊で囲まれ、ヤンゴン中心部のスーレー・パゴタ(寺院)まで走りビラを宙に巻いた。軍が出動する緊迫した中で必死だった」という。
その後、反体制学生運動を主導したミン・コー・ナイン氏=現在拘束中=らとともに街頭で活動し、89年に治安当局に拘束されて以来、2001年までの間、2回にわたり計10年間収監された。
「長い20年。3年前タイに逃れたのは、理由もわからず2度と収監されたくないからだ」という。