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【早読み/先読み アメリカ新刊】オバマの大統領は絶対に阻止せねばならない…「オバマ国家−左翼政治と自己カルト」 (1/3ページ)

2008.10.4 10:20
このニュースのトピックスオバマ次期米大統領
「オバマ国家」「オバマ国家」

「オバマ国家−左翼政治と自己カルト」

Obama Nation: Leftist Politics and the Cult of Personality

By Jerome R. Corsi

Threshold Editions

オバマ嫌いの保守派が放った尖兵

 これほど目的のはっきりした本はない。筆者はとにかく民主党大統領候補に指名されたバラク・オバマ氏が嫌いでしかたがないのだ。日本流に言えば、「おれの目の黒いうちはあの男を絶対にホワイトハウスに入れさせない」という大変な決意なのだ。

 なぜか。筆者は、オバマ氏は極左であり、元イスラム教徒であり、うそつきだからだ、と公然と言い切る。しかし、本書を読むにつれて、筆者はそんなことよりも黒人が大統領になることなどあってはならないという強い信念のようなものを持っていることが浮かび上がってくる。筆者は、本のプロモーションのために行ったラジオでのインタビューで、「土台、両親のどちらかが米市民でもないものが大統領になることなど許せないことだ」とも発言している。

 本来ならどういうことのない類だし、書評するに値しない。が、実はこんな本が発売後、連続3週間も「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー・リストのトップになっているとなると、取り上げないわけにはいかない。確かにアメリカは今「政治の季節」の真っただ中。大統領候補のことを書けばそれなりに売れるという判断が出版社にはある。それにしても、これは異常だ。

 知人の米知識人によれば、理由は2つ。ひとつは、この本の背後にはオバマの大統領をなんとしてでも阻止しようとする保守派がうごめいているということ。そして今ひとつは、本の発売と同時に組織的に本を買い占めたり、口コミでこの本を買うように勧誘する動きがある、というのだ。

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「オバマ国家」
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