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「伝説の麻薬密売人」ビールに業界騒然、当局カンカン
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伝説の麻薬密売人ヘスス・マルベルデの名を取ったマルベルデ・ビールを売り出したミネルバ・ブルワリー(メキシコ・グアダラハラ)のへスス・ブリセノ・ゼネラルマネジャー。「メキシコの伝説をたたえようとしただけ。麻薬取引を美化しようとする意図はない」というが、「犯罪を美化するもの」とする批判が強い(USA TODAY)MALVERDE BEER -- Jesus Briseno, general manager of Minerva Brewery in Guadalajara, said on Aug. 11, 2008, that Malverde Beer is meant to honor a Mexican legend, not glamorize drug trafficking. The new brew reflects the so-called narcoculture. Malverde brand beer, named after the unofficial saint of drug traffickers, Jesus Malverde, has been causing controversy in Mexico. (Gannett News Service, Chris Hawley/The Arizona Republic)【グアダラハラ(メキシコ)=USA TODAY(クリス・ホーリー)】麻薬密売人たちが守護聖人とあがめる伝説的人物の名前を商品名にしたビールがメキシコに登場。「犯罪を美化するもの」と当局や産業界はカンカンだが、メーカーは「伝説をたたえたもの」と販売を続けている。
問題のビールはミネルバ・ブルワリー(グアダラハラ)が今年4月に発売したマルベルデ・ビール。麻薬密売界で尊敬を集めているヘスス・マルベルデにちなんで名前が付けられたという。
マルベルデは1800年代末に生まれ、ポリフェリオ・ディアス大統領の独裁政権下(1876−1911)で金持ちから金品を盗み、それを貧しい人々に配ったとされる。1909年に死刑に処されたといわれるが、実在したかどうかはっきりしないという。
しかし、信奉者は多く、麻薬密売人たちはマルベルデとされる写真を常に携え、クリアカンにある礼拝堂は多くの献金と守護を求める手紙で満ちている。
ロスモチス地区経営者協会のポール・ベラスケス代表は「このビールは違法行為を賛美するもので許されない。暴力行為が国内にはびこっているにもかかわらず、麻薬文化に心をとらえられやすいメキシコ人の体質を象徴するものだ」と非難する。
一方、メーカーのへスス・ブリセノ・ゼネラルマネジャーは「単にメキシコの伝説をたたえようとしただけ。麻薬取引を美化しようとする意図はない」と反論している。しかし、収益の1%をマルベルデが祭られている礼拝堂に献金するとしており、麻薬撲滅派の怒りを買っている。
(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.
