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【グローバルインタビュー】大統領選の結果は中南米系が左右する 米シンクタンク「NDN」のアンドレス・ラミレス副代表 (1/3ページ)
歴史的な注目を集める今年の米大統領選で、結果を左右するかもしれない重要なプレーヤーとして浮上しつつあるのが中南米からの移民と、その子孫からなるヒスパニック(中南米系)の人々だ。彼らはどのように、大統領選の風景を変えようとしているのか。民主党系シンクタンク「NDN」(本部・ワシントン)で中南米系戦略担当として副代表を務めるアンドレス・ラミレス氏に聞いた。
――今回、中南米系に注目が集まっている理由はなにか
「いくつか挙げられる。まず、候補者選びのための一連の予備選、党員集会の日程が大きく変化した。これまでは、アイオワやニューハンプシャーといった東部の州が予備選の先陣を切り、全体の指名候補選びを決定づけていたが、今回ネバダ州では1月、まだ全体の趨勢(すうせい)が決まらない早い時点に党員集会が行われた。ネバダが早めに党員集会を行ったことで、結果的に中南米系が候補者選びに大きな影響力を行使することが可能になった。なにしろ、中南米系はネバダ州の人口の4分の1を占めているのだから。
第2に、あらゆる選挙では、伸び盛りの有権者集団には必ず注目が払われるという鉄則がある。今回で言えば、ミレニアル世代といわれる若年層、アジア系、そして、なにより中南米系の有権者集団だ。
さらに、本選に視野を向けてみると、全体の勝敗を左右するとみられる激戦州(バトルグラウンド・ステート)に、不思議に中南米系の人口が多いというめぐり合わせが起きている。激戦州の定義はさまざまだが、一般に今回、フロリダ、ネバダ、ニューメキシコ、コロラドの4州がそうであることには異論はないだろう。そのどれもが、多くの中南米系人口を抱えている。つまり、中南米系が選挙結果自体を左右する、きわめて戦略的に重要な位置に立っているということだ」

