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【米大統領選2008】「眠れる巨人」ヒスパニックは目覚めるか (2/3ページ)
このニュースのトピックス:米国
中南米系が今回注目される理由はほかにもある。選挙全体を左右するとみられる「激戦州」のいくつかが、中南米系人口が占める割合が大きい州と重なっているのだ。
州の有権者の12%が中南米系とされるネバダ州もそのひとつだ。同州は、04年こそブッシュ大統領が制したが、今回米メディアは「伯仲」と予想する。コロラド、ニューメキシコ州なども同じ状況にある。
「中南米系を味方につけることでこれらの州で勝利し、その結果、ホワイトハウスを奪還する」。民主党はこんな「西部戦略」を描き、今月末の全国民主党大会をコロラド州デンバーで開催するなど、着々と布石を打ってきた。
「勝算はある」とラミレス氏は自信を見せる。調査機関ピュー・ヒスパニック・センターが7月に発表した世論調査では、中南米系の66%が民主党のオバマ上院議員に投票すると回答する一方、共和党のマケイン上院議員への支持は23%にとどまり、中南米系の民主党支持が鮮明となった。
「移民制度改革の議論で強硬な取り締まりを主張し続けた共和党には、反移民政党というブランドイメージが定着してしまった」。派手な電飾が輝くラスベガスのホテル街近くのネバダ料飲業組合本部で、政務担当のピラー・ワイスさんはそう分析する。同組合には移民が数多く所属する。