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ウェブ放送で葬儀を中継する葬儀社

2008.8.7 00:00
このニュースのトピックス米国

 【ウィルミントン(デラウェア州)=USA TODAY(リカルド・ロペス)】葬儀に参列できない人のために、葬儀の様子をウェブ中継する葬儀社が増えている。高齢者には敬遠されているが、ハイテク志向の強い若者には喜ばれているという。

 フィーリー家族葬儀社(デラウェア州ニューアーク)は今年3月から、ウェブ中継サービスを開始。父親の葬儀をフィーリーに頼んだサンディ・スミスさんは、このサービスを聞いて驚いたが、50ドル(約5250円)でできると知ってありがたいと思ったという。「親類はフロリダやテキサス、欧州に住んでいて、全員が参列するのは難しいと思っていた」。

 親類たちも初めは「スクリーンで遺体を見るのは変だ」と言っていたが、結局、画像を通して参列できたことを喜んでいたという。

 葬儀のウェブ中継サービスを提供する葬儀社は米国、カナダで増えている。だが、全米葬儀社協会のジェームズ・オルソン広報担当は「まだ、流行とはいえない。誰にも喜ばれるというものではなく、葬儀社が提供できる新しいサービスの一つでしかない」と話す。

 葬儀をウェブ中継する際は、葬儀場の天井にソフトボール大のカメラを設置。葬儀の30分前から画像を送り始める。棺の中の遺体の画像も要望に応じて中継するという。

 スコットランドに親類が多いウィリアム・シャンキーさんは今年2月、兄の葬儀の模様をフィーリーのウェブ放送で中継してもらった。「時差はどうにもならなかったが、親類は非常に驚いていた」という。

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