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米国にいるイスラム教徒を数えるのは難しい
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【ワシントン=USA TODAY(キャシー・リン・グロスマン)】米国在住のイスラム教徒に対する人口調査が進められているが、なかなか正確な数を把握するのは難しいようだ。
米国の国勢調査では、宗教については質問しないことになっている。そのため、2000年に初めて行われたイスラム教徒の人口調査では、モスク(イスラム教の礼拝堂)の数から、信徒数を推定したという。このときのモスクの数は1209。調査を主導したケンタッキー大学のイフサーン・バグビー准教授(イスラム学)は、モスクに行く人を180万人と推定。これを基に600万人という数字を出した。
しかし、この人数はイスラム教が米国で5本の指に入る大きな宗教勢力であることを示すものだっため、物議を醸し出した。在米イスラム改善協会(CAIR=Council for American−Islamic Relations)広報のイブラヒーム・フーパー氏は「数は政策決定者にとって考慮すべき重要な要素」と指摘。特に米国において、イスラム教徒とユダヤ教徒の増加は社会に大きな影響を与えるという。
今回はモスクのイマーム(指導者)やその他のスタッフが、インターネットや電話を使い調査を進めている。しかし、イスラム教徒の定義も含め、正確な数の把握には問題も多い。バグビー准教授は「イスラム教徒全体の数は推定するしかないが、米国でイスラム教の礼拝に参加する人の数は示すことができるだろう」と話している。