ニュース: 国際 RSS feed
オバマ氏、FRB議長らと会談、「経済」で力量アピール (1/2ページ)
このニュースのトピックス:サブプライムローン
【ワシントン=渡辺浩生】米大統領選で民主党の候補指名が確実となったオバマ上院議員は29日、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長と会談、低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題や米景気の見通しについて意見交換した。オバマ議員はポールソン財務長官とも電話会談し、住宅不況や物価上昇で有権者の家計が圧迫される中、最大争点の経済問題で自身の力量を示そうと躍起だ。
オバマ陣営の声明によると、バーナンキ議長との会談で、オバマ氏はまずFRBの中央銀行としての独立性と、金融市場の混乱や景気低迷が続く中で果たしてきたFRBの役割を尊重する意向を示した。
そのうえで、米経済の長期的な見通しを改善させながら、短期的な課題にも対処するために「大統領と議会に何ができるか」と議長に質問し、助言を求めた。
ポールソン長官との電話会談では、議会を通過した住宅関連法案を中心に協議し、オバマ氏は同法案は住宅ローンの借り手の保護に活用されるべきで「投資家の救済に使われるべきではない」と強調した。経営不安が続く政府系住宅金融2社については、国民の税金や金融システムの保護を前提に信頼回復を急ぐことで長官と意見が一致した。