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米大統領選・オバマ氏の副大統領候補、バージニア州知事が最有力、米メディアで観測広がる (1/2ページ)

2008.7.30 18:59
このニュースのトピックス米国

 【ワシントン=有元隆志】米民主党の大統領候補に内定したバラク・オバマ上院議員の副大統領候補選びで、バージニア州のティム・ケーン知事が最有力との観測が米メディアのなかで出ている。「変革」を訴えるオバマ氏は、ワシントンの政界に染まっていない人材を副大統領候補にしたいとの意向を示してきたが、ケーン知事はその条件にあてはまるうえ、オバマ氏との相性の良さが指摘されている。

 オバマ氏は28、29の両日、副大統領候補の選考にあたっているエリック・ホルダー元司法副長官らと会談し、調整作業を続けた。

 29日付の米紙ワシントン・ポストはケーン氏が親しい親友らに対し、オバマ氏との間で大統領選への参加について「真剣な話し合い」をしたと語ったと報じた。政治情報サイト「ポリティコ」も、知事が「候補者リストの非常に上位にいる」と伝えた。

 ケーン氏は予備選段階からオバマ氏を支持してきた。オバマ氏同様ハーバード大法科大学院を修了。オバマ氏46歳、ケーン氏50歳と年齢も近く、親しい間柄にある。ケーン氏は重要州であるバージニア州の知事であり、ヒスパニック(中南米系)有権者対策としてスペイン語に堪能であるなどの強みがある。

 NBCテレビのチャック・トッド政治部長は、オバマ陣営が民主党内の反応を探るためにケーン氏が最有力との情報を流し、反発がおきなければ、知事を副大統領候補として指名するのではと分析する。

 ただ、知事1期目で、外交・安全保障問題に関与してきたわけでもないため、オバマ氏の行政経験不足を補うには十分でない。

 このため、外交・安全保障問題に詳しいエバン・バイ上院議員(インディアナ州)やジョセフ・バイデン上院議員(デラウェア州)の名前も残っている。カンザス州の女性知事キャスリーン・セベリウス氏の可能性も取りざたされている。

 オバマ氏と最後まで候補者指名を争ったヒラリー・クリントン上院議員も候補者の1人だが、29日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、オバマ氏がクリントン氏の副大統領候補起用に興味を失いつつあることを示す「多くの証拠がある」と報じた。クリントン氏も副大統領候補として選ばれる可能性はほとんどないともらしているという。

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