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WIRED
アメリカ空軍の極秘作戦 謎の「X-37B」3度目の飛行へ
2012年12月11日、アメリカ空軍のスペースプレーンX-37Bの打ち上げが行われた。しかし、その実態は謎に包まれている。目的は何なのか、軌道上で何をするのかは誰も知らない。スパイ用センサーや、有事の際に敵の衛星に手出しをするための装置を軌道上に運ぶことかもしれないと仮説を立てる人もいる。

“101203-F-9709S-003” BY Official U.S. Air Force (CC:BY-NC)
「わたしたちは実験機X-37Bで、信頼性があり再利用可能な宇宙プラットフォームのための新しい技術的ソリューションを試験します。そして、軌道上での実験を行い、データを地球へもち帰りたいと思います」。これは、12月11日にフロリダ州のケープ・カナベラルで行われたスペースプレーン(飛行機と宇宙船の中間の乗り物)「X-37B」の打ち上げに対してアメリカ空軍が提示した説明である。
これでは不明瞭な説明ではないだろうか。正確には何が行われるのだろうか? 問題は答えを誰も知らないことだ。
わずかではあるが、信頼のおける情報がある。どのようなものかを見てみよう。X-37B計画は、厳重に機密が保持されている宇宙計画で、今回で第3回目の打ち上げとなる。
この機体は、重量3t、バス2台分ほどの大きさで、ボーイング社のコンソーシアムによって組み立てられ、打ち上げロケット「アトラス」の上に取り付けられた。X-37Bはダブルベッドくらいの大きさの格納庫をもっていて、軌道上で機敏な操船を行い、燃料が尽きるときには自力で地球に着陸することができる。
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