できごと【大阪から世界を読む】移民10人殺害ドイツ女〝殺人特殊部隊長〟 想起させる「尼崎」の共通性+(1/4ページ)(2012.12.2 12:00

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できごと

【大阪から世界を読む】
移民10人殺害ドイツ女〝殺人特殊部隊長〟 想起させる「尼崎」の共通性

2012.12.2 12:00 (1/4ページ)大阪から世界を読む 2013

 ドイツで11月8日、殺人など12の罪でネオナチの女が起訴された。女を含む男女3人組は7年間で計10人を殺害し、男2人が約1年前に自殺し、女1人だけが逮捕された。被害者の大半は国内に増えるトルコ系移民。いずれも至近距離から顔面を銃で撃ち抜かれる残忍な手口で殺された。自らを「殺人特殊部隊」に見立て、移民殺害で「純化」を目指したのが動機だった。狂った信念から及んだ犯行は、ナチスを生んだドイツにいまなお「暗い闇」があることを明らかにし、社会を震撼させた。

(勝田康三、大谷卓)

「殺人特殊部隊」

 独メディアによると、ドイツ連邦検察庁が起訴した女はベアーテ・チューペ被告(37)。同容疑者と、38歳と34歳の男兄弟(いずれも当時)の3人は2000~07年の間に計10人を殺害した。男2人は昨年11月に銀行強盗を起こした末に追い詰められて自殺。同被告だけが警察に出頭した。

 昨年の逮捕から、検察は約1年かけて起訴に至った。かかわった捜査員は約400人。約6880件の証拠を調べ、捜査資料は28万枚に及んだ。起訴状は500ページ。すべてが明らかになっているわけではないが、独メディアが報じた内容から犯行の残忍さの一端がうかがえる。

 被害者はトルコ系移民が8人、ギリシャ系移民1人、もう1人は女性警察官。移民のほとんどが食料品や衣料品、飲食店などを営み、ドイツ移住後に“成功”した事業主だった。犯行には同じ銃が使われ、いずれも頭部を数回、至近距離から撃つ手口。日中の犯行もあったという。

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