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ドーピング告白の元選手 IOCが失格決める 米の金メダルも剥奪
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【北京=川越一】国際オリンピック委員会(IOC)は2日、北京市のホテルで理事会を開き、現役時代のドーピング違反を告白したシドニー五輪陸上男子千六百メートルリレーの金メダルメンバー、アントニオ・ペティグルー元選手(40)=米国=の失格を決めた。これにともない、米国チームの金メダルも剥奪(はくだつ)した。
AP通信によると、同元選手は今年5月、証人として出廷した裁判の中で、1997〜2003年に、ヒト成長ホルモン(HGH)やエリスロポエチン(EPO)を使用したと証言した。6月には五輪の金メダルと1997年以降に世界選手権などで獲得した賞品の返還を自ら申し出ていた。チーム全体の金メダル剥奪が決定したことで、五輪3大会で金メダル5個を獲得したマイケル・ジョンソン氏のメダル数も減ることになる。
理事会は3日まで行われ、開幕が間近に迫っている北京五輪の準備状況などを確認する。5〜7日はIOC総会が開催される。
また、中国国営新華社通信によると、北京五輪参加が認められたイラクについてIOCは3日までに、エントリー期限が過ぎていたアーチェリー、柔道、重量挙げの選手についても参加を認めた。イラク代表は陸上、ボート各2人を合わせ、7人となる。