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【エベレストへの道】三浦隊との80日(7) (1/2ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
「5月10日まで、キャンプ2(C2)より上はだめだって」
登攀(とうはん)隊長の村口徳行さん(52)がカトマンズでもらってきたネパール政府の登山許可書の関連書類を見て、三浦雄一郎さん(75)の次男、豪太さん(38)が声を上げた。
「遠征隊が順守すべき事項」と題された書類には冒頭、「ネパールと中国の友好関係を妨げるような行動をしてはならない」とあった。5月10日という期限がついているあたり、北京五輪の聖火のチョモランマ(エベレスト)登頂にからむ規制だ。
世界最高峰が五輪のイベントが終わるまで登頂禁止、という前代未聞の事態。さらに、「遠征隊に関するニュースは政府のチェックを受けてから流すこと」「記者会見には応じないこと」など、産経隊にも深刻な項目が並んでいる。
取材、できるのか?
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規制は「すべての電子機器をベースキャンプ(BC)のネパール警察に預ける」「商業目的の通信は禁止」−と厳しく、三浦隊ではマネジメント担当の五十嵐和哉さん(48)と村口さんが、先にBCへ“偵察”に入った。
写真は大丈夫だが、映像撮影はダメ。荷物を開けてチェックされることはないが、電子機器を何も預けないのも怪しまれるので、いくつか預けるべき。テントの中で隠れてパソコンや通信機器を使う分には問題ない−。
だが、三浦隊のテントは、小さな川を挟んでネパール軍の真向かい。「隠しようもないし、正々堂々とやろう」。映像撮影はその度に許可をもらい、立ち会いの下で行うことにした。


