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【三浦雄一郎エベレスト写真特集】(下)「次は80歳登頂」宣言 持病克服 明るく冒険
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
75歳で2度目の世界最高峰・エベレスト(8848メートル)登頂を果たしたプロスキーヤー、三浦雄一郎さん。加齢や持病を乗り越えての快挙は、「冒険家・三浦雄一郎」の健在ぶりを世界に改めて証明した。そして、三浦さんはすでに次の冒険を見つめている。三浦さんの75歳の挑戦を、写真とともに振り返る。(大阪本社総合編集部 木村さやか、写真報道局 早坂洋祐)
三浦さんは、いつも自分の肉体に問いかけていた。
登るペース、疲労の度合い、回復の早さ…。黙々と2時間以上歩いて「やっぱりおれは快調だった」と満面の笑みを見せたり、下痢が治ったばかりのおなかにヤク(ネパールの高地牛)ステーキをたらふく詰め込んでまた壊してしまったり。まさに手探りで自分の具合を確かめる手法は荒っぽくも見えたが、自身の肉体の限界に、さらには人類の可能性に挑み続ける姿勢はとても真摯(しんし)だった。
登頂までは、身体を高度に慣らすための高度馴化(じゆんか)を繰り返す。高度を上げては下り、休養して体力を蓄えてはまた登る。栄養摂取も重要な課題だ。三浦さんは紅茶に栄養食品「ヴァームパウダー」や黒糖、豆乳などを混ぜたり、高所用につぶあん入りナンを藤嶋弘徳シェフ(68)に頼んだりと、工夫を欠かさなかった。
食事も、睡眠も、そして難所・アイスフォールの通過さえも「楽しみ」にする三浦さん。子供のようにうれしそうな笑顔で夢を語り、夢を追う姿は隊全体を明るくした。約2カ月半の遠征はそんな三浦隊長のもと、とてもあたたかい空気のなかで過ぎていった。
撮影協力 キヤノンマーケティングジャパン









