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大リーグ、悩みは黒人選手の減少
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【ナッシュビル(テネシー州)=USA TODAY(モーリス・パットン)】米大リーグが黒人選手の減少に頭を痛めている。元選手からは「国内で黒人選手を育成するシステムを充実させる必要がある」との声が高まっている。
大リーグの登録選手に占める黒人の比率は1995年から昨年までに半減、8・4%まで下がった。有色人種の比率は40・5%で、ピーク時の42%からそれほど下がっていない。黒人の減少分をラテン、アジア系選手が埋めているからだ。
大リーグで12年間プレーし、現在はテレビ解説者であるハロルド・レイモンズさんは「大リーグはラテン諸国に多くの野球教室を開設した。だが、国内では作ったことがない。よい指導をしなければよい選手は生まれない。技術がものをいう野球では特にそうだ」と指摘する。
黒人選手の減少は黒人観客の減少につながる。11月、バド・セリグ・コミッショナーはライアン・ハワード、デレク・ジーター、ケン・グリフィー・ジュニア、プリンス・フィールダーら現役の黒人選手を招いて意見を聞いた。共通認識は「プロのバスケットボールやフットボール界が行っているように黒人選手の開拓が急務」だったという。
元大リーガーのレジー・ホイットモアさんは「子供たちはマイケル・ジョーダン、シャキール・オニール、ドウェイン・ウェイドらバスケの選手やランディ・モスなどのフットボール選手にあこがれる。野球に魅力がないのは1試合全部に出場してもボールが飛んでくる機会が少なく、打席に入るのも3回程度。これでは彼らは満足しない」と話している。