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【記者ブログ】遼は大人になったねぇ 清水満
フジサンケイクラシックで久しぶりに男子ゴルフを“生見”している。石川遼の試合は、6月中旬のミスノオープン以来だが、一回り大きく見えた。ソレにドタバタしなくなったのが、すごい。
2日間の予選ラウンドで思ったこと、初日はボギーが2つ先行したのに、1アンダーで回った。2日目は3つのボギーが先行したのに、結局はイーブンにまとめる。アマチュアだった昨年、そしてプロになりたての4月のころは、良いときとと、悪いときがハッキリしていた。ボギーが先行すると、ムッとした表情になり、自滅していったことも多かった。ソレが…。
「自分の中で意識してコントロールしていることはないですが、この世界に入って、簡単にボギーを打っていたら、相手にされなくなっちゃう。まだまだ、簡単にボギーを打つのは成長してないと思いますが、ボギーを打っても崩れなくなった。その後にしっかりとパーを取れるようになったし、バーディーも…」
粘り強くなった。2日目も一時、2オーバーになりながら、そこから通算1アンダーと戻す。プロ集団という“高いレベル”で自らを見失うことなく、臆することもなく、その空気を吸収しているのが、とても16歳とは思えない。
昨年の賞金王だった谷口徹は2日間、一緒に回った。これまでのプロ評は、「飛距離があるね」「小技はもう少しかな…」「将来が楽しみ」「さわやかだね」…などに集約されていたが、谷口評はひと味違っていた。
「ショットどうのこうのより、打つまでのルーチン、ティグラウンド上での仕草、何か“雰囲気がある”んだよね。“こいつ、なかなかやるなっ”っていうムードを持っている。いい匂いがするんだね、ゴルファーとして…」
谷口はこの世界の一流である。ジャンボ尾崎も「雰囲気がある」と話していた。一流が、もしかしたら“遼の一流”を感じ取ったのかも知れない。そういえば、「かなり緊張した」と遼は谷口とのラウンドを振り返ったが、堂々と談笑する姿は、もう完全にプロっていたような気がする。
<2008/09/05 19:04>
▼「清水満」の記者ブログ<清水 満の エン・スポのツボ> http://shimizum.iza.ne.jp/blog/

