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王監督“最後のタクト”世界から教え子集結
このニュースのトピックス:パ・リーグ
監督としてグラウンドで指揮するのは、この日で最後。巨人で5年、ダイエー、ソフトバンクで14年。王監督が長い監督生活にピリオドを打つ日が訪れた。
「オレに涙雨ってのは似合わないよ」。仙台の空を見上げ、王監督が笑った。快晴とは言わないまでも、快適な秋の一日。かつての教え子たちが、世界中から駆けつけてきた。
「グラウンドで輝き続けている、監督のユニホーム姿を、ぜひ目に焼き付けたくて、ここへ来ました。やっぱり格好いいですよ。実感しました」声の主は米大リーグ・マリナーズの城島健司だ。王監督がダイエーの監督就任した1994年秋のドラフトで1位指名。ダイエーの黄金期を支えた男は王監督が育て上げ、メジャーへと羽ばたいていった。
故障中の小久保、川崎もこの日、出場選手登録され、ユニホームを着てベンチ入り。将来の幹部候補生に王監督との最後の一日を現場で味わわせたい、というフロント側の配慮だ。右肩手術で今季1年間、リハビリ中だったエース斉藤も仙台入りし、試合前練習で汗を流した後、王のラストタクトを観戦した。
巨人時代の教え子だった桑田真澄氏も、評論活動のため仙台入り。「『早くユニホームを着て、またやらなきゃダメだぞ』と言われました」。楽天の主砲、山崎武にも「あと3年はやれるぞ。まだまだ頑張れ」。次世代の指導者となり得る男たちに熱きエールを送った。
王貞治、最後の采配(さいはい)。感傷的になりそうなはずなのに、まだまだ熱い情熱が伝わってくる。(喜瀬雅則)





















