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王監督“最後のタクト”世界から教え子集結

2008.10.7 20:20
このニュースのトピックスパ・リーグ
試合前のメンバー交換後、感慨深げな表情を見せるソフトバンク・王監督(右)。左は楽天・野村監督=7日、Kスタ宮城試合前のメンバー交換後、感慨深げな表情を見せるソフトバンク・王監督(右)。左は楽天・野村監督=7日、Kスタ宮城

 監督としてグラウンドで指揮するのは、この日で最後。巨人で5年、ダイエー、ソフトバンクで14年。王監督が長い監督生活にピリオドを打つ日が訪れた。

 「オレに涙雨ってのは似合わないよ」。仙台の空を見上げ、王監督が笑った。快晴とは言わないまでも、快適な秋の一日。かつての教え子たちが、世界中から駆けつけてきた。

 「グラウンドで輝き続けている、監督のユニホーム姿を、ぜひ目に焼き付けたくて、ここへ来ました。やっぱり格好いいですよ。実感しました」声の主は米大リーグ・マリナーズの城島健司だ。王監督がダイエーの監督就任した1994年秋のドラフトで1位指名。ダイエーの黄金期を支えた男は王監督が育て上げ、メジャーへと羽ばたいていった。

 故障中の小久保、川崎もこの日、出場選手登録され、ユニホームを着てベンチ入り。将来の幹部候補生に王監督との最後の一日を現場で味わわせたい、というフロント側の配慮だ。右肩手術で今季1年間、リハビリ中だったエース斉藤も仙台入りし、試合前練習で汗を流した後、王のラストタクトを観戦した。

 巨人時代の教え子だった桑田真澄氏も、評論活動のため仙台入り。「『早くユニホームを着て、またやらなきゃダメだぞ』と言われました」。楽天の主砲、山崎武にも「あと3年はやれるぞ。まだまだ頑張れ」。次世代の指導者となり得る男たちに熱きエールを送った。

 王貞治、最後の采配(さいはい)。感傷的になりそうなはずなのに、まだまだ熱い情熱が伝わってくる。(喜瀬雅則)

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試合前のメンバー交換後、感慨深げな表情を見せるソフトバンク・王監督(右)。左は楽天・野村監督=7日、Kスタ宮城
最後の試合となる楽天戦前の練習中、笑顔を見せるソフトバンク・王監督=7日、Kスタ宮城
楽天との最終戦で最後の指揮を執る、プロ野球ソフトバンクの王貞治監督。左は秋山チーフコーチ=7日夜、仙台市のクリネックススタジアム宮城
試合前に、米大リーグ・マリナーズの城島健司捕手(左)と話すソフトバンク・王監督=7日、Kスタ宮城
楽天との最終戦に臨む、ソフトバンクの王監督(右端)と秋山チーフコーチ(右から2人目)=Kスタ宮城
4位転落で借金生活となったソフトバンク・王監督=9月7日、ヤフードーム(撮影・山下香)
’04 東京ドームで1000勝=2004年6月7日
王監督は花束を受け取り、ファンの大歓声に応えた
馬原(右)を迎えるソフトバンク・王監督
王監督=7月2日、大阪ドーム(京セラドーム大阪)
完投で8勝目を挙げ、王監督(左)に迎えられるソフトバンク・和田
ダルビッシュを打てずに敗れたソフトバンク・王監督=7月11日、札幌ドーム(撮影・高橋茂夫)
七回、王監督は目を見開いて猛抗議。お寒いセ・リーグと違って、下位球団が頑張るパ・リーグは熱い
王監督
楽天の岩隈に、さすがの王監督もなすすべなし=20日、クリネックススタジアム宮城
最後の指揮を執った楽天戦を終え、野村監督から贈られた花束を手にファンの声援に応えるソフトバンクの王貞治監督=7日夜、仙台市宮城野区のクリネックススタジアム宮城
花束を受け取った王貞治監督=宮城球場(撮影・浅野直哉)
試合終了後に花束を野村監督から受け取る王監督=Kスタ宮城(原田史郎撮影)
試合終了後に雨の中、スタンドに挨拶する王監督=Kスタ宮城(原田史郎撮影)
試合終了後に花束を野村監督から受け取る王監督=Kスタ宮城(原田史郎撮影)
試合終了後、野村監督から花束をうけとる王監督=クリネックススタジアム宮城(撮影・江角和宏)

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