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【記者ブログ】JAPAN星野監督の責任は… 清水満 (1/2ページ)
いろいろ書いても仕方がないので、MSN産経ニュース「北京オリンピック特集」に掲載したコラム、「気ままに五輪」(39)を再録します。
残念な結果に終わってしまった。3位決定戦、米国に敗れてまさかのメダルなし…。最悪の結果でフィナーレとなった。
冷たいようだが、その全責任は星野監督にある。監督だって異存はないだろう。日本中から熱い視線を受けた。思う存分の準備はできていたはずである。2年以上かけて世界中へスコアラーを派遣して偵察させた。コーチ人選、選手だって好きなように選出した。すべて自由に…。日本野球機構は星野監督の言うなりに選手を“拠出”した。実戦から遠ざかっている者、誰が見ても調子を落としている者もいたが、「オレが1週間で直したる」と言い放った。皆、それを信じ、任せた、託した。
いまさらスコアブックを振り返って継投策や作戦面の采配(さいはい)や、選手個々のプレーを責めてもしかたがない。最大の焦点となった準決勝の韓国戦、打たれた岩瀬を、守備で大きなミスをしたGG佐藤を糾弾したってしようがない。3位決定戦では先発・和田から早めの継投で連投の川上が2イニング目で4失点…逆転されたが、選手たちて卑屈になる必要もない。すべては星野監督が背負えばいい…。
「勝敗の責任は、すべて監督である私が取りますから…。ソレが監督です」
長嶋解任、王解任後という激動期に巨人の監督を引き受けた藤田元司氏(故人)がこう話していた。因果な商売であるが、それほどの度胸がいる。管理者というのは…。
「監督のジャッジメントひとつでガラリと状況が変わる。投手交代の時期、代打の送り時…。ひとつひとつの作戦のタイミングなどネ。もっといえば使った選手がミスしたら、使ったオレが悪い。起用した選手が打ってくれたら、抑えてくれたら、これは選手なんだな。そんないいもんじゃあないよ、胃が痛くなる商売だけど、これがまた“快感”でもあるんだな」