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【夏の甲子園】桐生第一の短い夏終わる 福田監督「責任を感じる」…辞任示唆
このニュースのトピックス:高校野球
大会直前に2年生部員の強制わいせつ事件が発覚し、出場に賛否両論が渦巻く中、甲子園での初戦を迎えた桐生一だったが、1−6の完敗。ナインは逆境を乗り越えられなかった。「これだけ世間を騒がせたわけだし、責任をとらなければ」と試合後、福田治男監督は辞任を示唆。桐生一の“短い夏”は終わった。
プレーでも焦りが感じられた。2点を追う六回一死二、三塁で浅い右飛に三走の田部井がタッチアップを試み憤死した。「物事を冷静に考えられなかった」と2年生はがっくり。相手を上回る10安打を放ったが、再三の好機を生かせなかった。
それでもナインは必死に戦った。スタンドの応援を彩る一般生徒の姿はなく、校名を示す横断幕もなし。応援自粛という異様な雰囲気の中で、「自分から声を出して元気づけようと思った」という主将の鈴木は3安打と気を吐いた。
池田(徳島)を全国制覇に導いた故・蔦文也監督が残した言葉がある。「鍛錬は千日の行、勝負は一瞬の行」。甲子園での勝負は一瞬の出来事にしかすぎない。桐生一が二度と不祥事を起こさない、新たなチームに生まれ変わるための長い“鍛錬”の日々はこれから始まる。 (浅野英介)



