■1984・8・7=ロサンゼルス大会
準決勝で台湾を破った日本は、ドジャースタジアムで行われた決勝戦で優勝候補のアメリカに6−3で快勝、松永怜一監督が宙を舞った。本家のメンツがかかるアメリカは準備期間3年のスーパーチーム。対する日本は開会1カ月前に社会人と大学生19人で結成した“即席チーム”だった。
八回、二死一、二塁の場面で「気楽に打った」という広沢克己選手(明大)の大ホームラン(120メートル)は五万余人の観客を驚かせた。松永監督は捨て身で戦ったことを吐露し「日本の野球史上、最も価値ある勝利のひとつ」と喜んだ。