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正捕手・阿部が抜け、リードに泣く 巨人

2008.8.6 23:49
このニュースのトピックスセ・リーグ
8回表1死満塁、2点のリードを守れず同点にされて降板する豊田=6日、石川県立野球場8回表1死満塁、2点のリードを守れず同点にされて降板する豊田=6日、石川県立野球場

 横浜打線に次々ととらえられた、マスク越しの残像が消えない。

 「普段通りのリードができなかった…」。巨人の加藤は6月9日以来、今季6度目の先発マスクだったが、7投手をリードして11失点。前日(5日)自力優勝の可能性が復活したチームにとって、北京五輪で正捕手・阿部が抜けた不安を感じさせる黒星となった。

 阿部が離脱した後半戦は2試合とも鶴岡だったが、先発投手の高橋尚と組んだことがある経験を買われての出番だった。しかし、高橋尚は2本塁打を浴びるなど、六回途中4失点で降板。2点を勝ち越した直後の八回は、豊田の乱調もあって4失点。九回も若い東野が2失点した。

 やはり、経験の浅さが出た。西山バッテリーコーチは「あれだけ打たれたのだから反省しないといけないが、配球に関しては投手との兼ね合いもある。ただ、リズム、テンポが“間延び”していたね」と指摘した。打ち込まれた八回には、焦りからか打撃妨害まで犯してしまった。

 15年ぶりの北陸シリーズ初戦の石川県立野球場は、両翼91・5メートルの狭さ。長距離打者でない加藤自身が四回に一発を放ったことも、むしろリード面でプレッシャーになったかもしれない。鶴岡との併用で五輪期間を乗り切りたい巨人だが、真夏の課題が浮き彫りになった。(田中充)

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8回表1死満塁、2点のリードを守れず同点にされて降板する豊田=6日、石川県立野球場

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