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弘法大師坐像など初公開、31日まで 葛城市歴史博物館
弘法大師空海を祭る当麻寺大師堂(奈良県葛城市)の秘仏などを特別公開する企画展が、同市忍海(おしみ)の市歴史博物館で開かれている。平成18年10月から2年がかりで行われている大師堂の解体修理の完成が近づいたのを機に、仏像などを預かる同館が企画。展示22点はすべて初公開で、普段は見ることのできない寺宝を拝観できる貴重な機会となっている。
大師堂は、江戸初期の正保3(1646)年の建立。当麻寺の最も重要な聖地の一つで、創建当時の部材をよく残しており、県指定文化財となっている。
本尊の弘法大師坐像(ざぞう)は等身大で、制作年代は不明だが、高野山から移されたとも伝わる。年1度、大師の命日(3月21日)の前夜の法要で僧侶らに開扉されるが、一般参拝者が間近に拝観することはできない。
同展では、同像や柔和な表情をもつ如来荒神の坐像など仏像6点のほか、徳川幕府の歴代将軍らの位牌(いはい)13点などを展示。大師堂の修理の様子を伝えるパネル写真10点も陳列されている。
観覧した同市の主婦、松本博子さん(57)は「大師にお会いできて鳥肌が立つほど幸せ」。同館は「普段は見られない秘仏を、ぜひこの機会に見てほしい」としている。
31日までの午前9時〜午後5時。火曜日と13、27両日は休館。入館料は一般200円、高校・大学生100円、小中学生50円。問い合わせは同館((電)0745・64・1414)へ。