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涙でにじむ「愛と死」 実篤記念館で自筆原稿展示 東京
調布市武者小路実篤記念館で、実篤(明治18〜昭和51年)の代表作「愛と死」の自筆原稿が展示されている。実篤の涙でインクがにじむ部分などもあり、記念館は「創作の課程を読み取ることができる点でも大変重要な資料」としている。
実篤は亡くなるまでの21年間を調布市で過ごした。昭和14年に発表された「愛と死」の原稿は156枚。作品のタイトルが「生者死者」から「生死」、そして「愛と死」に変わったことが分かり、主人公が亡くなる場面では思わずこぼれた涙でインクがにじんだ跡も残っている。
原稿は4月、大東文化大の庄司和晃名誉教授=世田谷区=が記念館に寄贈。昭和25年ごろに都内の古書店で購入したという。