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岡山で「瀬戸内寂聴展」 愛用品など約200点
瀬戸内寂聴さんの作家生活50周年と源氏物語千年紀を記念するイベント「瀬戸内寂聴展」が5日、岡山市表町の天満屋岡山店で始まった。寂聴さんの作品や執筆活動にかかわる用具、写真や映像、愛用品など約200点を展示している。15日まで。
「生きることは愛すること」をテーマに、寂聴さんが作家を志した経緯や出奔の動機などについて写真や手記で紹介し、仏像などの寂聴さんの作品も展示。寂聴さんが現代語訳を手がけた源氏物語や装丁画、小説「おだやかな部屋」「比叡」を書くきっかけになったという人形、着物なども陳列している。中でも先輩作家、谷崎潤一郎氏が愛用した文机のレプリカは「(この文机で)生涯に残る仕事をしていきたい」ほどのお気に入りという。
開会式で寂聴さんは「岡山は(生まれた)徳島から上京する際、必ず立ち寄った懐かしい土地。思い出のこもった展示品を通じて小説の書き方や発想を感じてほしい」とあいさつした。
岡山県早島町の元教員、川上安代さん(61)は「寂聴さんが生き生きとしてきれいなのでびっくりした。(小説を)書きたいというバイタリティーにあふれている」と感心していた。
入場料は大人800円、中学・高校生600円、小学生以下無料。