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「村上」vs「熊野」430年ぶり水軍対決 因島・小早レース

2008.9.5 03:36

 室町から戦国時代にかけて瀬戸内海で活躍した村上水軍にちなんだ小型木造船、小早(こはや)のレースが、広島県尾道市の因島で開かれた。約430年前に大阪湾で戦った熊野水軍のチームも和歌山県から初参加。選手らは「ソーレッ!」のかけ声に合わせ、勇壮な櫂(かい)さばきを見せた。

 村上水軍の拠点の一つだった因島の各種団体でつくる実行委が、先人の功績をたたえようと毎年8月初旬から開催している「因島水軍まつり」の最後を飾る行事。村上水軍が伝令に使った小早を再現してレースを行う。

 今年は、かつて紀伊半島などを拠点に活躍し、戦国時代には、村上水軍と2度にわたり戦った「熊野水軍」のチームも和歌山県新宮市から参加。昨年、小早レースの関係者が熊野地方を訪れたことから交流が始まり、出場が実現した。

 レースでは、女性や小学生らを含む、48チームの約770人が出場。選手らは、小型船(全長11.1メートル、幅1.58メートル)に乗り込み、白抜きの「(上)」の文字が入ったシンボルの旗を掲げ、水しぶきをあげて約1キロのコースをこぎ抜いた。熊野水軍チームは18位に終わったが、「メンバーを強化して来年こそは」と雪辱を誓っていた。

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