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佐久間勉艇長の記念館改装 福井・若狭町 没後100年の22年開館
若狭町は5日、明治43年に潜水艇の事故で殉職した同町出身の旧海軍大尉、佐久間勉艇長の記念館を改装すると発表した。佐久間艇長の没後100年となる平成22年4月15日の開館を目指す。事業費約1285万円を一般会計補正予算案に盛り込んで9月定例議会に提出する。
佐久間艇長は若狭町三方出身。明治43年に山口県新湊沖で訓練中に沈没し、部下13人とともに殉職した。その際に残された佐久間艇長の遺書が国内外から称賛され、明治天皇から遺族に見舞金が下賜された。さらに世界各国の駐在武官が弔問に訪れ、与謝野晶子が佐久間艇長の死を悼む短歌を発表するなど大きな反響を呼んだ。
同町は昭和46年に佐久間艇長の生家近くに記念館を建設しているが、展示スペースが狭い上に、老朽化が進み空調設備がない。このため、現在の記念館の隣地3000平方メートルの敷地に、新たな記念館を建設し、周辺の竹林を生かした公園を作る計画を発表。千田千代和町長は「佐久間艇長の精神はこれからの日本に重要。後世に残していきたい」と話している。