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【麻生首相所信表明】“逆質問”連発に民主反発「パフォーマンスだ」 (1/2ページ)
麻生太郎首相が29日の所信表明演説で民主党への「逆質問」を重ね、10月1日からの代表質問で“答弁”するよう迫ったことに対し、民主党は「選挙を意識したパフォーマンスとしか思えない」(前原誠司副代表)などと反発した。小沢一郎代表は1日に行う自身の代表質問を民主党政権の実現に向け、政権構想を語る「所信表明演説」の場と位置づけており、首相に肩透かしをくわせる構え。衆院選を意識した両党首の攻防も「ねじれ」を見せることになりそうだ。
民主党は29日、所信演説に先だって開かれた衆参両院の議院運営委員会の理事会で、首相の逆質問に抗議し「代表質問で答弁せよというなら、質問時間と別に答弁時間を制限なしに与えるべきだ」と主張した。
首相は演説で(1)国会での合意形成のルールづくりに応じる用意はあるのか(2)日米同盟と国連のどちらを優先させるのか−などと民主党の姿勢をただしている。
鳩山由紀夫幹事長は演説後、「時間に制限のある代表質問で答える責務はまったくない。ただ、失礼なことを言われて黙っていられない部分は(反論を)申し上げたい」と語った。
また、「逆質問」を逆手にとって首相を揶揄(やゆ)する声も出ている。
「非常に評価する。政権が民主党になるって意味で質問したんだと思ってね」
渡部恒三・民主党最高顧問は首相の逆質問演説を皮肉たっぷりに“評価”してみせた。鳩山氏も「首相は野党になる準備をしているのか。この国のビジョンを示してほしかったが、かけらもない。早く政権交代すべきだ」と語った。
首相に無視された格好の他の野党は怒り心頭だ。社民党の福島瑞穂党首は「演説は抽象的で具体的政策がない。少数野党は一切眼中にない」と反発。共産党の志位和夫委員長は、「野党に質問しても、(同じ日に国会で)答弁する機会がない。国会の基本的なルールを壊す」と苦言を呈した。





