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【政論探求】「密約」はあったのか 「麻生幹事長」決定は「大福密約」の再来? (2/2ページ)
このニュースのトピックス:国会
臨時国会の最大の焦点は、来年1月で期限切れとなる海上自衛隊のインド洋での給油支援の継続問題。撤退となると、こんどこそ国際社会での日本の存在感が問われ、日米同盟に決定的な亀裂を生じさせてしまう。だが、公明党はテロ対策特措法の衆院再議決を認めない構えだ。
そこで、「福田退陣−麻生後継」で公明党を説得し、麻生新政権誕生後、その興奮が残っている間に衆院解散、総選挙に踏み切る…。
なるほど、これなら麻生氏が福田首相の誘いに応じた理由もストンと分かる。福田首相にとっては、親子2代の「歴史的密約」ということになる。だが、密室で両氏が何を話し合ったのか、これはだれにも分からない。
「大福密約」が品川のホテルで協議された際、福田派の園田直、大平派の鈴木善幸両氏が立ち会い、保利茂氏が行司役をつとめた。郵政造反組ながら政調会長に起用され、挙党態勢の象徴となった保利耕輔氏の父君だ。自民党政治史の妙な因縁を感じさせる。(客員編集委員 花岡信昭)