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政策課題(2)外交課題 北朝鮮問題は難しい局面に

2008.8.2 01:26
このニュースのトピックス「竹島」問題

■外交

 「外交が難しくないというときは、未来永劫(えいごう)来ない」−。高村正彦外相は1日午前の閣議後の記者会見で、くしくもこう述べていたが、留任が決まった以上は、改めて自ら解決を目指さないといけない外交上の難題が山積して待ち受けている。

 まず第一に、北朝鮮問題が喫緊の課題だ。米国による北朝鮮のテロ支援指定国家解除の発効予定日はあと10日に迫るが、拉致問題は動いていない。6月の日朝実務者協議で拉致問題の再調査を約束した北朝鮮は、その後、具体的な調査方法を提示するどころか、日朝協議自体を開こうとしていない。日本を除く6カ国協議参加国が北朝鮮の核問題に力点を置く中、拉致問題の重要性をいかに各国に認識させ、協力を得ていくか、今後ますます難しい局面にさしかかってくる。

 一見良好な対中国関係でも、数多くの懸案が未解決なままだ。中国製ギョーザ中毒事件は発生から半年以上たっても解決を見ていない。6月に一応の合意に達した東シナ海のガス田問題も、まだ複数の日中中間線付近のガス田の扱いなどが未解決のままだ。7月中に研究結果がまとめられるはずだった日中歴史共同研究も遅れており、諸懸案はすべて北京五輪閉会後に先送りされているのが現状だ。

 また、韓国との間でも、再び「竹島問題」が持ち上がっている。政府は静観の構えだが、韓国側は矛を収めようとはしておらず、新たに対応策を練り直す必要があるだろう。

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