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1日に内閣改造、首相決断 官房長官と幹事長の処遇焦点
福田康夫首相は31日、政権発足後初となる内閣改造を1日に行うことを決断した。自民党役員人事も合わせて行う。内閣改造に先立ち公明党の太田昭宏代表と与党党首会談を行い、こうした意向を伝える。首相は内閣改造を4日にも行う方針だったが、前倒しを決めた。改造に当たっては、政策遂行の調整役となる官房長官と、次期衆院選をにらんだ幹事長の処遇が焦点となる。
首相は31日午後、自民党の伊吹文明幹事長に電話し、1日午前9時に太田氏と会談することを伝えた。さらに、同10時の定例閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、午後に党人事と内閣改造を実施、「電光石火のごとくやる」と表明した。ただ、皇居での認証式は2日に行うため、福田改造内閣の正式な発足も2日となる。
内閣改造について首相は31日夕、記者団に対し「1日の党首会談で今後の政治日程を含めて決める。(改造は)頭の中にはある」と述べた。首相は党首会談で臨時国会の召集時期についても協議したい考えだ。首相は31日夜、首相公邸で町村信孝官房長官と会談。内閣改造や党役員人事について協議したとみられる。
首相は昨年9月の政権発足以来、年金問題をはじめ安倍前政権が抱えていた課題の処理に重点を置いてきた。しかし、7月29日には厚生労働に関する「5つの安心プラン」や追加の原油高対策を取りまとめ、平成21年度予算概算要求基準(シーリング)を閣議了解したことなどで政策上の一区切りがついた。
その上で、消費者行政や地球温暖化対策など福田内閣になって取り組んだ政策を早期に確実に実行するには、人心を一新させる必要があると判断した。
官房長官人事では、町村氏に関し、与党や閣僚間の調整役としての役割に疑問の声が出ていた一方、首相と同じ町村派であることもあり、再任されるとの見方もある。また、幹事長をめぐっては、公明党が伊吹氏の交代を強く求めているとされ、後任には麻生太郎前幹事長らの名が挙がっている。しかし、麻生氏は首相に近い党大物議員から幹事長就任を打診されたものの、難色を示したという。
一方、参院自民党の執行部は山崎正昭参院幹事長、吉村剛太郎政審会長、矢野哲朗前参院国対委員長を推薦する方針。ただ、入閣は従来の2ポストではなく1ポストにとどまるとみられる。






