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内閣改造 煮えきらぬ首相 自公に広がる焦燥感 (1/3ページ)
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福田康夫首相にとって初の内閣改造を目前に控え、自民、公明両党は「地ならし」の態勢に入った。公明党が年内解散に向けかじを切り、自公の軋(きし)みが広がっているだけに首相の気概こそが改造の成否を握ることになるが、首相の態度はなお煮え切らないまま。自公両党に焦燥感が広がる中、首相は孤独に「生みの苦しみ」と闘っているのか。それとも暗雲を吹き飛ばす秘策を練っているのか−。
「君らが期待しているような話はありません。31日夕にWTO交渉から甘利明経産相らが帰国するので首相は『その報告を聞いた上で自分の考えを党と相談します』ということだ。『それじゃあ、お待ちします』と…」
30日午後2時半。首相と半時間にわたり会談した自民党の伊吹文明幹事長は記者団にこう語り、党本部の自室に閉じこもった。首相が伊吹氏に改造の決意を伝えると踏み、速報態勢を敷いていた報道各社は「肩すかし」を食らい、スゴスゴと首相官邸から引き揚げていった。

