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【単刀直言】中川秀直元幹事長 「狙いは『ビジョン再編』だ!」「安易な増税は『三流国家』への道」 (1/3ページ)
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■国民の価値観を反映
豊かな時代に育った若い世代は金銭欲を満たすことよりも生き甲斐や自尊心を求めているんですよ。でも永田町や霞が関では相変わらず物質的な議論ばかりで、肝心な問題は答えが示されていない。そんな思いから著書「官僚国家の崩壊」(講談社)を出版したんです。おかげさまで30〜40歳代を中心に反響が大きいですね。
一部メディアは私が民主党の一部と「中川新党」を結成すると騒いでいますが、私が考えているのはそんな小さな話ではありません。政治に国民の価値観をいかに反映させるかが重要なんです。与野党の垣根を超えた共通ビジョンが生まれてくれば大きな地殻変動が起こる。「ビジョン再編」が起こるんですよ。
衆参がねじれていてもそれぞれの政党のマニフェスト(政権公約)に同じビジョンが入っていれば法案は成立する。別に大連立でなくてもいいんです。先の国会で国家公務員制度改革基本法が民主党も賛成して成立したのは、その先駆けじゃないかな。永田町の足し算や引き算では大きな改革は進まないんですよ。
■増税論議はまだ先の話
先日、私が代表世話人を務める清和政策研究会(町村派)は国の特別会計の積立金など「霞が関の埋蔵金」を活用し、今後3年間で50兆円規模の財源確保が可能だとする提言をまとめました。国と地方の借金総額1000兆円に比べれば20分の1にすぎないが、これに手を付けず増税を議論しても国民に理解されるはずないじゃないか。



