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【太郎vs一郎】首相の逆質問に答えず、小沢氏が“所信表明”

2008.10.1 18:08
このニュースのトピックス金融危機

 国会は1日、衆院本会議で麻生太郎首相の所信表明演説に対する各党代表質問が始まった。トップに立った民主党の小沢一郎代表は次期衆院選での具体的なマニフェスト(政権公約)として、平成21〜24年度までの3段階に分けた政策実現の工程表と、20兆5000億円の財源策を説明することで、政権担当能力をアピールするとともに、早期の政権交代を求めた。首相は「確固たる政権担当能力を持ち、日本の未来に責任を持てるのは自民党だ」と反論した。

 小沢氏の代表質問は、首相が29日での所信表明で述べた「逆質問」をほぼ無視し、「所信表明」の形で民主党の政権構想を披露した。一方、首相は20年度補正予算案などへの賛否を改めて問いただすなど、再び民主党攻撃を繰り返し、小沢氏の早期の解散・総選挙を求めた発言には「解散は私が決めさせていただく」と述べた。

 首相はまた、政府・与党で合意している今年度中の定額減税実施を約束したほか、道路特定財源の一般財源化を予定通り21年度から行い、ガソリン税などの暫定税率の扱いも現行水準の維持が必要との認識を改めて示した。

 後期高齢者医療制度については民主党が主張するような廃止はせず、1年間かけて見直すことを強調。米国の金融危機を受けた2次補正予算の編成には「必要に応じ、さらなる対応を弾力的に行う必要がある」と含みを持たせた。

 代表質問は衆参両院で3日まで行われる。

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