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【福田退陣】拉致家族「最悪の時期」 (1/3ページ)
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■「生活苦しい」と恨み節
福田康夫首相の突然の辞任表明で、日本経済の先行きに暗雲が漂っている。「燃料費対策はどうなる」「食品高で消費者は苦しい」。値上げの連続で逆風を受ける各界から不安を訴える声が相次いだ。
「食品の値上げが続き消費者はとても苦しい生活。次の首相にはきちんと対策を引き継いでもらわなければいけない」。消費者団体「主婦連合会」(東京都千代田区)の山根香織会長はせっかく「消費者目線」をうたった首相の退陣に、がっかりしたという。
ガソリンなどの燃料費高騰が経営を直撃しているトラック業界。全日本トラック協会の永嶋功広報部長は「原油高は一時落ち着いても、2、3年前の倍以上になっている現状は変わらない」と窮状を訴える。
燃料費上昇分など総額700億円以上の対策費計上が発表されている漁業関係者。こちらも実行までに時間がかかりそうな状況だ。全国漁業協同組合連合会では「(苦しいのは漁業関係者だけではないとの声もあり)今後政府がどう判断をするのか分からない。退陣はショックだ」と力なく話した。
こうした今後の経済対策実施を望みをかける声がある一方で、対策のあり方に警鐘を鳴らす関係者も。経済ジャーナリストの荻原博子さんは「政治家は今は総選挙で頭がいっぱい。票集めにばらまきを行い、財政はさらに悪化することになる。国民は餌にだまされてはいけない」と語った。