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【福田退陣】躍った会議、宙に浮く有識者会議の行方は (1/3ページ)
このニュースのトピックス:国会
会議、会議、会議…。福田康夫首相の政治手法の特徴は、就任以来、いくつも作ってきた「有識者会議」にある。制度改革にはまず「会議」。行政主導の形式主義に陥る危険をはらむ手法を首相は好んだ。そして、突然の辞任表明。作った会議は次に引き継がれるのか、それとも、首相とともに宙に浮くのか。
◇社会保障
「安心実現」を旗印とする福田政権の目玉が社会保障制度改革。今年1月に社会保障国民会議を立ち上げ、7月には「5つの安心プラン」を公表した。プランには「厚生労働行政改革」も盛り込まれ、検討する「厚労行政の在り方に関する懇談会」が8月7日に開かれたばかりだった。
有識者会議は当面は予定通りに会議を開く方針で、国民会議は3日、在り方懇談会も来週中に次回会議が予定されている。町村信孝官房長官は2日の会見で、国民会議は「10月中に最終報告をまとめ、新首相が存続を判断する」と説明。舛添要一厚生労働相も同日、「どういう政権ができても、やらねばいけないことは実行する」と、プラン継続の必要性を強調した。
ただ有識者会議でまとめた結論が新政権でも確実に実行されるかどうかは定かではない。検討を始めたばかりの分野もある。
深刻なのが舛添氏主導で進めた厚労行政改革の数々。介護職員の待遇改善を目指して7月に立ち上げた介護有識者会議は2回しか開かれておらず、「現政権存続中に、大まかな方向性だけでも打ち出したいが、日程的に難しい」(厚労省幹部)。舛添氏の補佐官的な役割を期待して8月末から厚労省に集められた他省庁の出向官僚も、在籍数日で“お役ご免”となりそうな雰囲気だ。
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