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【記者ブログ】映画「靖国」を情報開示する(1) 池田証志 (1/2ページ)
先日、お話した通り、映画「靖国」が独立行政法人「日本芸術文化振興会」から受けた助成金に関する情報開示請求を行ったところ、6月下旬に開示決定が出ました。例によって部分開示ということで、一部黒塗りになっています。
私としては近く、決定の一部が不当として近く異議申し立てを行う予定です(同振興会で初の異議申し立てになるそうです)。
開示された文書は、全20ページ。大ざっぱに言うと、平成18年度芸術文化振興基金助成金交付要望書、同申請書、同助成対象活動報告書、同変更理由書、同交付内定通知書、同交付決定通知書、同確定通知書からなります。
映画『靖国』については、何を言っても左右両翼陣営の一方、あるいは両方から攻撃されがちなため、マスコミや政治家は最近、だいぶ敬遠しているようです。が、あえて取り上げたのは、話題になっている助成金の執行について、「税金の支出」として行政手続き上・仕組み上の問題がないかみてみたいと思ったからです。
助成の是非を決める審議会が事実上機能していないように報じられている税金の支出が、適正な手続きで執行されたか、助成対象が適正に予算を使ったか、それをチェックする仕組みはあるのか等々を確認してみたくなりました。
助成対象について、制度上問題なく審議されたとしても、趣旨上・税の執行上、適正な審議だったのかは、別の問題です。それと同じように、助成対象が適当であったとしても、その手続きが適正だったかは、また別の問題。さらに、それら全部が適正であったとしても、助成対象者の支出が適正だったかも、別の問題です。